ロックバンド「ALEXANDROS(アレクサンドロス)」のドラムス・庄村聡泰さん(35)が以前から筋膜性腰痛症のために療養していましたが、「局所性ジストニア」と診断されライブ活動をしばらく休止することが19日に発表されました。
長らく「バスドラムがうまく踏めない」という症状に悩まされていた」ことを告白し、「治療にはある程度の時間が必要」という診断を受け、今回ライブ活動の休止を決めたといいます。
今回の記事では、「局所性ジストニア」とはどんな症状なのかについてまとめてみました。
アレクサンドロス・ドラムス庄村さんを苦しめる「局所性ジストニア」とは?
アレクサンドロス・ドラムス庄村さんを苦しめている「局所性ジストニア」とは、一体どんな症状が起きるのでしょうか?
「局所性ジストニア」について調べてみると、「本人の意志とは別に持続的に筋肉が収縮を引き起こす神経疾患」のことのようで、この筋肉の収縮により姿勢異常が起きて、手や指・眼瞼や咽頭、下顎骨などのような体の一部に影響を及ぼすとされています。
局所性ジストニアの症状の多くは庄村さんのような音楽家に見られるようで、一定期間内に指を繰り返し動かすことが原因と考えられています。
発症の引き金になる大きな要因は正確な運動を反復して行うことと、精神的なストレスや性格の2つがあるようです。
今のところ普遍的効果がある治療は発見されていないようですが、痙攣や筋肉の収縮痛みを軽減するために、「薬物療法」や「ボツリヌス療法」、「外科的治療」などが行われます。
これまでにコブクロの小渕健太郎さん(ギタリスト)やRADWINPSの山口智史さん(ドラマー)なども同じ症状を経験しています。
アレクサンドロスの今後の活動は?
アレクサンドロスの庄村さんは、公式サイトでコメントを出しており、「今まで通りの演奏をするには充分な治療期間を取る必要があると判断し、しばらくの間ライブ活動はお休みさせていただきます」とコメントし、今後は「BIGMAMA」のリアド偉武さん(33)がサポートドラマーを務めるといいます。