みなさん、1月クールのドラマはどのくらい見てましたか?
今クールは弁護士もののドラマも多かったのですが、刑事ドラマも多かったのです。
テレ朝定番の「相棒」、沢村一樹さん主演で初お披露目となった「刑事ゼロ」、テレビ東京では北大路欣也さん主演で「記憶捜査~新宿東署事件ファイル」、フジテレビでは錦戸亮さん主演でドラマタイトルがテレ朝定番ドラマに似ていると話題になった「トレース~科捜研の男~」、TBSでは高畑充希さん主演で「メゾン・ド・ポリス」の5本が視聴率争いをしていました。
今回は各ドラマの視聴率と今刑事ドラマに求められているものについてまとめてみました。
刑事ドラマはレッドオーシャンである
刑事ドラマは今1月クールが極端に多いわけではありません。
昨年のクールでも同時期に4本もの刑事モノが放映されていましたので、常にどのクールでも刑事ドラマというのは人気があり、視聴者の注目を集める番組であるということは間違いないですね。
1月クールは弁護士モノも多くあったため、毎日のようにテレビの中では何かしら事件が起こり、人が殺されていた状態になっていたと言えます。(笑)
気になるドラマの人気度は?
一般的に連続ドラマは後半に進んでいくほど満足度が高まる評価にあるようです。
実際にドラマを視聴した人々約1,000人に5段階評価で満足度を聞いてみたところ、相棒がスタートから平均4ポイントを超えてスタートし、後半にむかうほど右肩上がりとなりました。
さすが長年シリーズとして、放送されている王道ドラマですね!
続いて刑事ゼロは初回の満足度は平均3.7ポイントからスタート、後半に進むに連れて徐々に満足度もあがり、2月には0.1ポイント上がった3.8ポイントになりました。
メゾン・ド・ポリスは初回の満足度は平均3.75ポイントと刑事ゼロを上回ってのスタートでしたが、連続ドラマには珍しく2月には満足度が微減し、平均3.75ポイントを下回る結果に。
新人女性刑事が退職しシェアハウスで過ごしている元警察官のおじ様たちとタッグを組み、事件を解決するというストーリーでしたが、主人公やその周りの人たちの過去に絡まってストーリーが展開するドラマの典型パターンだったためから、毎回見たいという気持ちに繋がりにくかったようです。
トレースの初回は平均3.6ポイント、3.65ポイントと微増、記憶捜査は初回平均3.55ポイント、こちらは後半満足度が高まり、2月には平均3.75ポイントまであがりました。
数ある多くのドラマの中で視聴率を勝ち取っていくには、付加価値をつけて、人気俳優を起用するだけでは視聴率をのばすことはできないようです。
視聴率を伸ばすには「今までにない」「意外な展開」を捻出することが大事なようです!