現地時間の16日 UEFAチャンピオンリーグのユヴェントス vs アヤックス戦がユヴェントススタジアムにて開催されました。
結果はアヤックスが1-2で逆転勝利!アヤックスは22季ぶりのチャンピオンリーグ4強入りを果たしました。この試合でゴールを決めるなどの活躍をみせたマタイス・デ・リフト選手たちを育てた育成方法とはどのようなものなのでしょうか?
アヤックス 育成方法を前倒しにしている!
1995年の欧州王者である名門アヤックスは前倒しの育成を実践しています。
なぜ前倒しで育成する必要があるのでしょうか?
1995年以降、EU内であれば選手の移籍が自由となりました。そのため、資金力のあるクラブチームが選手を自由に獲得できるようになってしまったんです。移籍の自由化により名門アヤックスは選手を育成しても20歳前後の年齢でライバルチームに選手を引き抜かれていました。
そこでアヤックスは育成方法についての見直しを行いました。それが10代でチームの主力選手に育て上げるという前倒しの育成方法です。
その代表選手がマタイス・デ・リフト選手なのです!
アヤックス 育成方法
アヤックスの育成選手を選ぶ基準は、すべてが完璧ではなくてもどこかが秀でている、光る才能を持っている選手をプロのスカウトが試合をベースに練習などを確認してスカウトします。
そして選手各々に合わせて育成することを掲げており、個人の能力を伸ばすことに重きを置いています。そのため各々の能力に見合う試合に出場させることはもちろん、選手の能力に合わせた練習も取り入れているそうです。
10代という身体的にも技術的にも成長が著しい時期に選手にとって一番最適なメニューを用意する。それがアヤックスの育成方法です。
現在、アヤックス トップチームの選手は半分ほど生え抜きの選手で構成されています。時間を掛けて作ってきた育成制度で力をつけた選手たちがトップチームで成果を出し始めています。今後、再びアヤックスの時代が訪れるかもしれませんね!