神奈川県でまた電車の事故が起こりました。
6日午前5時20分頃、横浜市営地下鉄ブルーライン下飯田駅(横浜市泉区)で湘南台発あざみ野行き普通電車が出発してすぐに脱線する事故が発生しました。
一時全線運転を見合わせていましたが、6時40分頃にあざみ野～踊場間の運転は再開されました。
踊場～湘南台はまだ運転を見合わせているそうです。
ここ最近多く見かける電車の事故、何が原因だったのでしょうか？
横浜市営地下鉄ブルーラインの脱線事故とは？
6日午前5時20分頃、横浜市営地下鉄ブルーラインの湘南台発あざみ野行きの始発電車が下飯田駅(横浜市泉区)から発車した直後100メートルくらい走ったところで6両編成の車両のうち前方4両が脱線したといいます。
この始発電車には乗客およそ130人と乗務員1人が乗っていましたが、横浜市交通局によると、幸いなことに怪我人はいなかったとのことです。
乗客は徒歩で下飯田駅まで移動したといいます。
現場では深夜に線路の保守点検作業が行われていたということですが、現在原因は何かを調査しているようです。
横浜市営地下鉄ブルーラインの路線図
そもそも横浜市営地下鉄ブルーラインってどこを走ってるの？
という方に横浜市営地下鉄ブルーラインについてご紹介します。
ブルーラインは神奈川県藤沢市の湘南台駅から横浜市青葉区のあざみ野駅までを結ぶ横浜市営地下鉄の鉄道路線です。
駅数は32駅あり、横浜駅や桜木町・関内などにも行ける神奈川県では主要な電車の一つです。
ブルーライン脱線の原因は「人的ミス」
今回の脱線事故の調査を行った結果、「人的ミス」が原因だったことが判明しました。
作業員が保守点検用の装置を線路上に置きっぱなしにしていたことが原因で、これに電車が乗り上げて脱線してしまったようです。
更に装置の置き忘れを知らせる警告灯を誤って切っており、装置が残っていることに気が付かなかったとのこと。
全線の運転再開は最短で9日の始発からの見通しとのこと。
何事もきちんとした確認が必要ですね、自分自身の行動も日々忘れてしまいがちなことばかりなので意識しなくては…と感じました。