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【野球】阪神・原口選手大腸がん手術から復帰後のサヨナラ打!病気で深まった愛妻・愛娘との絆

2019年6月9日に行われたセ・パ交流戦 「阪神 対 日本ハム」で阪神が劇的なサヨナラ勝ちをおさめました。

3対3で迎えた9回、2死から高山選手、北条選手の連打で一、三塁のチャンスの場に大腸がんの手術から異例のスピードで復活した原口文仁選手(27)が代打で送り出されました。

 

カウント1-1からの3球目、外角スライダーに必死に手を伸ばし、打球はライナーとなって中前安打を放ち、これがサヨナラ安打となって阪神のサヨナラ勝ちとなりました。

大病という苦境を乗り越えて戻ってきた原口選手に対して、満員の甲子園ではとてつもない大歓声が送られたといいます。

 




 

阪神・原口選手 大腸がん発覚から復帰までの道のり

 

原口選手は昨年の人間ドックで大腸がんが発覚し、2019年1月31日に手術を受けています。

1週間の入院後2月6日に退院、その後約1ヶ月の自宅療養を経て3月7日から二軍に合流し、室内でのトレーニングを開始しました。

 

手術から約4か月後の5月8日から実践に復帰し、6月4日のロッテ戦から一軍昇格を果たすと、今回6月9日にいきなり代打でサヨナラ打を放つ活躍をみせてくれました!

一昨年のシーズン中から疲れやすくなったり、体に違和感を感じていたようですが、頑張り屋の原口選手は病魔に負けず乗り越えてきたのでしょうね。

 

病状は思ったより深刻なようで今後も治療を継続していく必要があるとのこと、今後は体調を考慮しながら二軍で再調整を行っていくようになるといいます。

 

阪神・原口選手の復帰を支えた愛妻・愛娘、深まった絆

 

大腸がん手術から復帰し、9日の日本ハム戦で劇的サヨナラ打を放った夫・原口選手の対して奥様(26)がサンケイスポーツに独占手記を寄せたようです。

 

 

復帰ゲームを観戦した夫人は「やっと戻ってこられた!おかえりなさい!ここまで本当によく頑張ったね!」という気持ちが込み上げてきたといいます。

病魔という恐怖に対してもとても前向きだった原口選手、前向きすぎて頑張りすぎるタイプなので、奥様は「頑張りすぎないでね!無理しないでね!」と毎日のように声をかけ、とにかく笑顔で過ごそうと意識していたそうです。

 

原口選手にとってもご家族にとっても大きな衝撃を与えた「大腸がんの発覚」ですが、病気と向き合っている期間は家族の絆が強まったといい、「(娘さんと)3人が一緒でよかったと心から思います。私は主人の、人の気持ちになって物事を考えられるところ、感謝の気持ちを伝えられるところを、尊敬しています。本当に、ファンの皆様のおかげで、私たちはここまで来ることができました。原口文仁を、これからもどうかよろしくお願いいたします。」とも語っていらっしゃいました。

原口選手の不屈の闘志は本当に素晴らしいと感じましたし、それと同時に大変な時に支えてこられた奥様や娘さんとの家族愛が原口選手のプレイを支えているのだなということをひしひしと感じました。

 

これからも原口選手の活躍を応援していきましょう!