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ホークス 今宮が打撃好調!両リーグトップの打率、好調を維持しているテニス打法とは?

5月9日 福岡ソフトバンクホークスで3番バッターを任されている今宮健太選手が今シーズン最長となる4試合連続でのマルチ安打を放ちました。これにより打率は3割4分3厘にまで跳ね上がり、両リーグトップの成績となっています。




今宮選手は現状について「状態はいいし、バットが振れている」と話しています。
チーム状況としては柳田選手や中村選手など多くの主力選手が故障によりチームを離れているのが現状。

今宮選手には好調を維持して今後もチームを引っ張っていってもらいたいですね!

ホークス 今宮選手が好調を維持しているテニス打法

今宮選手といえば犠打が上手なことで知られていますよね。

2013年シーズン・2014年シーズンは2年連続でリーグ記録となる62犠打をマーク。史上最年少(24歳10ヶ月)で通算200犠打を達成し、2018年シーズン終了後ではプロ8年間で累計292犠打。歴代犠打ランキングでは堂々の8位にランクインしています。

しかし今シーズンは開幕から打撃が好調なため、これまでの試合で1つも犠打がありません。

そんな打撃が絶好調の今宮選手。
テニスラケットを振るようなイメージでバットを振るとの独自の感覚で話しています。「テニス打法」が良い方向に作用しているのだそう。

ホークス 今宮選手のテニス打法とは?

今宮選手がテニス打法の習得を始めたのは2018年シーズンの5月。
当時、打率1割台と極度の打撃不振に陥っていました。

そんな今宮選手に対して藤井コーチが「打つ時に右足を前まで持ってきてごらん」とアドバイスしたそうです。
今宮選手はそれまでバッティングの特徴として、スイング時に軸足(右足)に体重が残ることが原因で差し込まれて打ち損じをするケースが多くありました。

藤井コーチのアドバイス後は左足に体重が乗ることでボールを捉えるポイントを前に置いてバッティングが出来るようになったそうです。その後は打ち損じをする回数が激減し、自己最多となる20試合連続安打を記録しています。

2018年シーズンに習得を始めた「テニス打法」を春季キャンプから磨きをかけてきた結果が今の成績、両リーグトップで打率.343の成績に繋がっているのではないでしょうか。

今宮選手のテニス打法はダイエーホークス時代の井口選手(現在千葉ロッテマリーンズ監督)と似たようなスイングですね!

今宮選手も井口監督もインコースをさばくのが上手な選手。
テニス打法はこのような選手に向いている打ち方なのかもしれませんね!