プロ野球

ホークス オープン戦の先発 武田投手がアピールに成功

3月13日に行われたソフトバンク vs 巨人の一戦、3番手で登板した武田投手が5者連続を含む7奪三振で3回を無失点と好投しました。武田投手は開幕ローテーション入りへのアピールに成功。順当にいくと開幕カードの3戦目、開幕裏カードの3戦目のどちらかでの先発が予想されます。



ホークス 開幕ローテーション予想

開幕ローテーションのピッチャーは千賀投手、ミランダ投手、東浜投手、スアレス投手が当確。残り2つの枠を巡り、中田投手、武田投手、大竹投手、高橋投手がアピールを続けています。

開幕ローテーション予想

1、千賀 滉大(開幕投手内定)
2、アリエル・ミランダ
3、武田 翔太
4、東浜 巨
5、ロベルト・スアレス
6、大竹 耕太郎

開幕ローテーションから外れたメンバーは昨年のオフシーズンのように第2先発としての起用など中継ぎ投手にまわると予想されます。

ホークス 先発陣の難点

昨年はシーズンを通して規定投球回数に到達した投手が1人もいませんでした。それを踏まえると長いイニングを投げることができる中継ぎ投手が重宝される可能性があります。昨年のオフシーズンに登板した武田投手や石川投手のポジションです。

武田投手は今回の登板で開幕ローテーション入りが濃厚となりましたが、第2先発として◯試合好投した実績があります。また、今回好投したオープン戦での登板も3番手です。もしかしたら先発よりも中継ぎの方が向いているのかもしれませんね。



ホークス 武田投手の戦評

開幕ローテーション入りが濃厚な実績のある武田投手に求められたのは結果です。これまでライオンズとのオープン戦に2試合登板し、3回8安打6失点、3回途中9安打5失点と打ち込まれ、結果を残せていませんでした。しかし、ジャイアンツとのオープン戦3試合目の登板では3回を無失点。5者連続を含む7奪三振と快投しました。

工藤監督は武田投手の登板について「見事な投球」とコメント。
武田投手も自身の投球を振り返り「コースを意識して投げた。このタイミングだな、という感覚を掴めた」と話しています。
今回の登板で開幕ローテーション入りがグッと近づいたのではないでしょうか。

ホークス 武田投手の経歴・特徴

◯2年連続2桁勝利(2015年、2016年)
◯日本シリーズ最優秀選手賞受賞(2014年、2015年)

2014年の日本シリーズでは最速154キロのストレートと縦に大きく割れる落差のあるカーブで阪神打線を翻弄し、一躍話題となりました。