3月5日ホークスの武田翔太投手がライオンズ戦に先発出場し、3回8安打6失点と炎上。開幕ローテーション入りのアピールに失敗しました。
2015年に13勝、2016年に14勝し、2018年のプレーオフには第2先発としてチームを支えた実績のある投手だけに結果が求められます。
ホークス 武田投手 ライオンズ戦で2連敗
昨年リーグ優勝を譲り、今シーズンは開幕戦の相手となるライオンズ。
首脳陣は期待を込めて実績のある武田投手を先発マウンドに送りましたが、2試合連続の炎上となってしまいました。
初回、森に初球真ん中低めのカーブをライト前に運ばれ先制点を許すと3回には栗山に真ん中低めのスライダーをバックスクリーンに運ばれました。予定していた3回を投げ切りましたが、8安打6失点と理想の結果を得ることができませんでした。
武田投手は試合後のコメントで「打ち取るための内、外のコントロールができなかった。要求に応えられず、拓也さんに申し訳ない。悔しさしかないけど、技術不足。短時間で仕上げていきたい」と語っています。
MAX150キロを超えるストレートに加えて落差の大きいカーブを中心に精度の高い変化球がありながらも抑えられない現実を突きつけられました。
工藤監督は「いい評価にはならなかった。これで終わりではない。次のチャンスはある。」と話しています。
チーム内にて実績のある先発投手の調整が遅れているだけに武田投手の復調が求められます。
ホークス 開幕ローテーション争い
実績のある投手でここまで順調な調整を続けているのは2年連続開幕投手を務める千賀滉大投手ただ1人です。
また、経験不足は否めませんが侍ジャパンに選出された高橋礼投手、昨シーズン途中加入したミランダ投手、育成出身の大竹投手、今シーズンから先発へ転向するスアレス投手が開幕ローテーション入りを狙ってアピールを続けています。
開幕ローテーション 予想
○千賀滉大 右投げ 開幕投手内定
○東浜巨 右投げ
●ミランダ 左投げ
○武田翔太 右投げ
○高橋礼 右投げ
●大竹耕太郎 左投げ
上記6名がこれまでの実績や春季キャンプからの実践登板にて結果を残し、大きな故障なく調整を続けています。
不安要素
○東浜投手
春季キャンプで千賀投手と開幕投手争いをしていたが、左脇腹を痛めたため対外試合での登板なし。
○バンデンハーク投手
腰痛で調整が遅れているため実践登板なし。