12球団トップクラスの成績を残してもなお打撃スタイルを追求し、進化を続ける柳田悠岐選手。今回の記事では「柳田選手 2019年シーズンの目標と理想のプレイスタイル」についてお伝えします。
ホークス 柳田悠岐選手 2019年の目標
柳田選手といえば、日米野球で4番を任されるなど、日本球界を代表する選手の一人です。
一軍の試合に出場するようになって5年ほど経ちますが、毎年好成績を残し続けています。そんな柳田選手の2019年シーズンに向けての目標とはどのようなものなのでしょうか。
ホークス 柳田選手が今シーズン目指す成績
柳田選手が2019年シーズンに目指す数字は下記の通りです。
打率3割、本塁打37本、打点103、盗塁34
仮にこの成績を残すと2015年以来2度目となるトリプルスリーを達成。更には本塁打、打点、盗塁の3部門でキャリアハイとなります。
どれも球界トップクラスの数字のため、達成するのは難しいと思いますが、柳田選手にはこの数字以上の活躍を期待してしまいますね。
本塁打の目標は50本では?
ホークスのOBである小久保裕紀さんと交わした約束。それは、シーズンで50本塁打を放った場合、何か(好きなものを)勝ってやるというものです。
これに関して柳田選手は「無理です」ときっぱり。本人いわく自身は「ホームランバッターではなく、中距離バッターです。」と明言しています。
なぜ本塁打の目標は50本?
小久保さんの本塁打キャリアハイは2001年にマークした44本です。そのため、当初は本塁打を45本打った場合の約束でした。
しかし、ホークスの本拠地であるヤフオクドームには2015年にホームランテラスと呼ばれる観客席が設置されました。これにより従来よりもホームランになる確率が上がったんですね。そのため、小久保さんはキャンプ中に「テラスはなしやぞ」と声を掛けたと言います。
柳田選手の理想とするプレースタイル
柳田選手が理想とするプレースタイルは守備・攻撃をバランスよくこなすことです。
具体的な内容はこちら。
打率3割、本塁打30本、守備をしっかりとやる
確かに上記の成績を残すとトータルのバランスが良いと感じます。そのため、本塁打50本を目指してシーズンに臨むのではなく、守備・攻撃共に一つひとつの精度を上げていくという考え方を持っているのでしょう。
理想像はホークスで共にプレーをしたOBの多村仁志選手だと語っています。
柳田選手は春季キャンプのウォーミングアップ中に右太もも裏を痛めて出遅れていましたが現在は試合に出場するまで状態を上げており、オープン戦では本塁打を放っています。