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競馬 新ルールで女性騎手は2キロ減量がマスト?!

知らなかった競馬のルール

女性騎手である藤田菜七子選手(21)がラジオ番組にゲスト出演しました。

ラジオ番組生放送の出演は初めてとなる菜々子選手ですが、競馬という世界にデビューすることになったきっかけや競馬についての考え方などについて約30分トークを繰り広げました。

新ルールとして3月から女性騎手に平場で2キロの減量が求められるようになったことに対して菜々子選手は、「(男性に)負けたくない気持ちでやってきたので少し複雑ですけど、ありがたいです。与えられたルールの中でやるのが大事かなと思います。」と真摯に語っており、3日に行なわれたレースでもアラスカノオーロラに騎乗し、ルール適用後初勝利を挙げて、結果を残しています。

 

ジョッキーの大敵は「減量」

ジョッキーは指定体重をクリアしないとレースに出場できないルールになっているそうで、ジョッキーにとって減量は重要な自己管理の一つ。

どのくらいの体重をキープするのかは騎乗する馬によって「負担重量」というものが変わるため、ジョッキーはレースをともにする馬によって常に体重のコントロールをしなければならないのです!

 

そもそも負担重量とは何なのでしょうか?

負担重量とは、レースで走る馬が背負う重量のことで、騎手の体重と鞍などの馬具を

合計したもので「斤量(きんりょう)」とも呼ばれています。

ちなみに、負担重量に含まれているのは、鞍・腹帯・鞍下・鐙などで手綱などは含まれていないそうです。

 

しかもレースの種類ごとに定めている負担重量が違うのも驚きで、以下の4つがあるようです。

 

・同じ年齢の馬(2~3歳児)にレースで走る時は「馬齢重量」

・レースごとに負担重量の基準を設ける「別定」

・馬の年齢や性別を基準に定める「定量」

・レースに参加する馬がみな勝つチャンスがもらえるように負担重量を調整する「ハンデキャップ」

 

レースをともにする馬だけではなく各レースの負担重量に合わせて体重コントロールが必要になるなんて…脱帽ですね…。

ジョッキーの減量方法はどんなもの?

毎週のようにレースに出場するジョッキーは現役でいる間はずっと週単位での体重コントロールをしなければいけません。

一流ジョッキーはどのような方法で減量を行っているのかを調べてみたところ、「サウナ」を活用したりするようです。

 

トレーニングセンターの中に24時間稼働のサウナルームがあるそうで、ジョッキーたちは空いた少しの時間でもサウナを利用して体を絞ることに専念するとのことです。

 

また、徹底した食事制限もかかすことはできません。

体重コントロールが必要なときは、「野菜をたくさん食べる」「高カロリーなものは食べない」「一日一食にする」などかなり過酷な状態で体重コントロールを行っているんですね…!

 

華麗な活躍の裏でジョッキーたちの並々ならぬ努力が行われていることを知ると、レース会場に足を運んで応援したくなります。