４月１５日 世界国別対抗戦から一夜明け、紀平梨花さんは４回転ジャンプにチャレンジすることを明言しました。また、同大会のショートプログラムでは自身がもつ世界最高得点を更新する８３．９７を記録しました。今季国際大会で６勝を挙げる紀平さんの強さに迫ります。
紀平梨花 ４回転ジャンプにチャレンジを明言！
世界国別対抗戦のショートプログラムで世界最高得点を更新した紀平梨花さんが４回転ジャンプにチャレンジすることを明言しました。
紀平さんは今後オフシーズンに入ることもあり、「ようやく４回転ジャンプの練習に時間を割ける。すぐに降りられるジャンプではないけど、『試合で絶対決める』って気持ちで練習を始めていく」とお話しされていました。
紀平梨花選手「来季は４回転ジャンプを試合で絶対に決めるという気持ちで練習していきたい」https://t.co/1ueqp476kP#フィギュアスケート #エキシビション pic.twitter.com/2S2R0LZlyD
— 産経ニュース (@Sankei_news) April 14, 2019
先日、世界最高得点を叩き出したショートプログラムでは解説者の佐野稔さんも絶賛するほど完璧な演技を披露。本人も演技後にガッツポーズをしていたのがすごく印象的でしたよね！大会終了後は次を見据えて「４回転ジャンプを明言」し、『試合で絶対決める』との発言。常に上を目指し、挑戦し続けるという並々ならぬ覚悟がうかがえますね！
紀平梨花 強さの秘密とは？
紀平梨花さんの強さの秘密。それは技術面や演技のバランスなどさまざまな要因を高い基準で達成していることです。
ご存知の方が多いかもしれませんが、「トリプルアクセル」を跳べることが非常に大きいでしょう。トリプルアクセルとは３回転半回るジャンプのこと。この技を跳んだ人は歴代でも数えるほどしかおらず、紀平さんは７人目になります。
トリプルアクセルはとても難しい技なので、難易度に従って定められる「基礎点」が高く設定されています。
紀平さんはこのトリプルアクセルをショートプログラムでは１回、フリーでは２回入れる構成にしているのが高得点を叩き出す要因となっています。
また、演技の流れでスムーズに跳ぶ各ジャンプの「出来栄え点（ＧＯＥ）」や基本的なスケーティングがとても滑らかでスピードがある点も高く評価されているのではないでしょうか。
