楽天の石井一久GM(ゼネラルマネージャー)は8日、コンディション不良で2軍調整中の則本昂大投手(28)が右肘のクリーニング手術を受けることを明らかにしました。全治は手術後に発表となるが、リハビリを含めて前半戦の復帰は絶望的と報じられている。則本投手は今シーズンの開幕投手に内定しているエースなだけに早期復帰が望まれます。
楽天 則本昂大投手の経歴
○新人王(2013年)
○新人から4年連続で開幕投手(2013年~2016年)
※2018年も開幕投手を任されています。
○連続試合2桁奪三振(8試合連続)
○5年連続最多奪三振(2014年~2018年)
○6年連続2桁勝利(2013年~2018年)
○最多投球回数(2014年~2016年、2018年)
この経歴をみても新人時代からチームに貢献し続けてきたことが分かります!
楽天 則本投手の昨シーズン
プロ6年目となった昨シーズン終了後、「プロ野球生活の中で一番悔しいシーズン」と語っており、思うような成績を残せませんでした。
2018年シーズン成績
10勝11敗で防御率は3.67と自己ワースト
それでも投球回数は180.1、奪三振数は187とパ・リーグでトップの数字を残しています。
また、昨シーズンは今回クリーニング手術を受ける肘の状態も万全でない状況でシーズンを投げ抜きました。
楽天 則本投手の手術について
則本投手は3月11日に右肘のクリーニング手術を受ける予定となっています。クリーニング手術の方法によって実践登板までの期間が変わってしまうため全治未定。手術後に発表される予定となっていますが、開幕戦での復帰は絶望的でシーズン前半戦も危うい状態となりそうです。
シーズン6年で5度パ・リーグの最多投球回数を記録するなど新人時代からチームの勝ち頭として貢献してきた則本投手。石井GMは今回の手術について「右肘の状態は慢性的なもので突然起きたものではない。本人のために行う。メンテナンスの意味合いがある手術になる」と説明しており、平石監督は「ものすごく前向きな手術。不安なくベストな状態になって戻ってきてほしい」と話しており、則本選手の今後を考えての決断であることが分かります。
楽天 開幕投手は岸孝之投手
楽天の開幕投手は開幕2カード目の本拠地初戦を予定していた岸孝之投手(34)が務めることが決定しました。
昨シーズンは防御率2.72と抜群の安定感を誇り、最優秀防御率のタイトルを獲得しています。今シーズンはここまで順調な仕上がりできているため、万全の状態で開幕を迎えて欲しいです。