プロ野球

千賀滉大 フォークに新球のツーシームを習得!今年はお前に託すと監督

2年連続で開幕投手を託された福岡ソフトバンクホークスの千賀滉大選手。オフシーズンにはツーシームの習得やダルビッシュ選手と過ごす時間を設けるなど、新たな可能性を引き出す準備を進めてきました。2019年シーズンの目標は全ての数字で自分を超えること。




オープン戦では自己最速の158キロをマーク。今季から習得を目指すツーシームなどを試す場面も多々みられています。

昨シーズンまでの千賀投手は150キロを超えるストレートとお化けフォークと称されるほどの落差を誇るフォークボールが主な武器。縦の変化で勝負してきました。

今シーズンは縦の変化にプラスしてツーシームという横の変化を加えることで投球の幅を広げていきます。

3月29日(ヤフオクドーム) 2年連続で日本一に輝いた福岡ソフトバンクホークスの開幕戦には2年連続で開幕投手を託された千賀投手が登場。エースピッチャーの投球に注目が集まります!




ホークス 千賀投手 オフシーズンは開幕投手を目指して準備を進めてきた!

2年連続での開幕投手が内定している千賀投手。去年と今年では開幕投手への意気込みが違うことをご存知でしょうか?

ビジョンが明確でなかった昨シーズン

昨シーズンは開幕投手を託された時、やりたくないという消極的な一面があったそうです。育成選手時代に一軍で活躍していた攝津投手や実績のある和田投手などチーム内には素晴らしい実績を残している投手が数多く在籍しています。

〜開幕投手はチームのエースピッチャーが投げる特別な場所〜

千賀投手の中では自信を持ってエースと思えるものを掴めていなかったのでしょう。

心境の変化が生まれた理由

千賀投手の前年に開幕投手を務めたのは和田投手でした。その和田投手は昨シーズンに左肩を故障してしまい、リハビリ組へ。結局、一軍へ戻ってくることはありませんでした。また、チームが日本一に輝いた翌日には尊敬している攝津投手が自由契約となりそのまま引退。

このような環境の変化を経験し、千賀投手の中に「自分がチームの中心になってやっていくんだ」という強い意志が芽生えたのではないでしょうか。

シーズンオフにはアメリカでダルビッシュ選手からトレーニング方法などを学んでいます。ダルビッシュ選手と過ごす中で課題を見つけ、チームの中心になってやっていくことはまだまだあるということに気付かされたと言います。




ホークス 千賀投手 開幕投手を掴み取る

春季キャンプからオープン戦と順調に準備を進めてきた千賀投手。2月25日に工藤監督から「今年はお前に託す」と伝えられました。千賀投手はオープン戦3試合に登板し、1勝を挙げ防御率0.00と好投しています。開幕戦の登板が待ち遠しいですね!