最近ニュースでよく耳にする「スリランカ」という名前。
あなたはスリランカと聞くと何を思い浮かべますか?
「セイロンティー!」と答える人が多いのですが、スリランカには数多くの世界遺産があって魅力たっぷりの国なのです。
今回はスリランカはどんな国なのか?今起きている爆弾テロ事件についてお伝えします。
スリランカの首都の正式名称について
スリランカの大都市といえば「コロンボ」という地名なのですが、実はコロンボは旧首都名であり現在は「スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ」といういいます。
名称の由来は以下のようになっています!
スリ→ 聖なる
ジャヤワルダナ→ 第2代大統領の名前
プラ→ 街
コッテ→ 元々の街の名前
名前が長すぎて覚えられない人もいるため、通常はコッテやコーッテと略されるのだとか。
この首都コッテはコロンボの東南約10キロの場所にあり、Eiyawanna Lakeという大きな湖に浮かぶ小島の上に国会議事堂があるのです。
この国会議事堂は世界的にも有名なスリランカ人建築家のジェフリー・バワによって設計されています。
ジェフリー氏は建築界で「トロピカル・モダニズム」の第1人者としてアジアのリゾートホテルなどを数多く手がけています。
トロピカル・モダニズム、どんな感じか気になりますよね!
またスリランカは北海道の8割程度の小さな国ですが、古代都市や自然、お寺などの世界遺産が8つもあるのです!
それぞれに異なる魅力を持っているスリランカの世界遺産はどれもスリランカの複雑な歴史と変化に富んだ地形を表しているので大変興味深いところばかりですよ。
スリランカで起きた爆弾テロの影響について
世界遺産や美しいリゾートホテルなど数多くの魅力的な場所が存在するスリランカですが、今連続爆弾テロ事件が発生しており、日本人を含めて多くの犠牲者が出ているのです。
スリランカ政府は国内イスラム過激派「ナショナル・タウヒード・ジャマア(NJT)」による犯行との見方を示しました。
21日にスリランカ国内の教会や高級ホテルなど複数の場所で爆弾テロが発生し、現在までにわかっている死者は290人にもなります。
一日も早く平和な生活がスリランカに戻ってくれることを祈るばかりです。