プロ野球

プロ野球 トリプルスリーとは?史上初のダブルトリプルスリー?

「トリプルスリー」
野球好きではない人も一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
実はこの言葉、2015年の流行語大賞に選ばれてるんです。
流行語大賞に選ばれるくらいすごい記録なんです。
今回の記事ではそんな「トリプルスリー」についてご紹介します。

トリプルスリーとは?

トリプルスリーとは、同一シーズンに「打率3割、30本塁打、30盗塁」以上の成績を記録することです。
これってどれくらい難しいのかトップ選手でみてみましょう。

2018年シーズン 打率・本塁打・盗塁 ~パ・リーグ編~

○打率          ○本塁打         ○盗塁
1、柳田悠岐 .352   1、山川穂高  47   1、西川遥輝  44
2、秋山翔吾 .323   2、柳田悠岐  36   2、中村奨吾  39
2、近藤健介 .323   3、松田宣浩  32   3、源田壮亮  34
4、吉田正尚 .321   3、浅村栄斗  32   4、金子侑司  32
5、浅村栄斗 .310   5、デスパイネ 29   5、中島卓也  29
6、中村晃  .292   6、中村剛也  28   6、外崎修汰  25

上記は2018年シーズンの打率・本塁打・盗塁ランキングです。
打率だと上位5名、本塁打・盗塁だと上位4名に入らないとトリプルスリーの対象にはなりませんね。すごく難易度が高いことが分かります!

そんなトリプルスリーですが、現役選手では2名達成しています。

東京ヤクルトスワローズ 山田哲人選手 (2015年、2016年、2018年)

○2015年シーズン 成績
打率.329 本塁打38 盗塁34

○2016年シーズン 成績
打率.304 本塁打38 盗塁30

○2018年シーズン 成績
打率.315 本塁打34 盗塁33

福岡ソフトバンクホークス 柳田悠岐選手 (2015年)

○2015年シーズン 成績
打率.363 本塁打34 盗塁32

 

柳田選手からみた山田選手のココがすごい!

体全身を使って打っていて、パワーがバット・ボールに伝わるスイングをしているところ。

山田選手からみた柳田選手のココがすごい!

間の取り方が上手く、体が大きくなくてもホームランを量産するところ。

因みに、2人とも「本塁打」が一番難しいそうです。

ダブル・トリプルスリー

来季は史上初、同一球団から2人のトリプルスリー達成者が期待されます。
福岡ソフトバンクホークスの柳田選手と上林選手です。
球団のスローガンは「奪sh!(ダッシュ!)」ということもあり、キャンプ前から盗塁の大幅な増加を明言しています。

柳田悠岐選手
打率.352 本塁打36 盗塁21

2018年シーズンは盗塁が21と惜しくも届きませんでした。

上林誠知選手
打率.270 本塁打22 盗塁13

3部門でキャリアハイを記録しました。
トリプルスリーについては「イメージできない数字ではない」と明言しています。