あなたは「酒石酸」という言葉を聞いたことがありますか?
実は今日放送のブラタモリでも話題に上がり、ツイッターの人気キーワードに浮上!
実はその酒石酸はワインと深い関係がありました。
今回は注目キーワードである「酒石酸」についてまとめてみました。
酒石酸はワインと深い関係がある?
酒石酸はブラタモリでも話題にとりあげられましたが、実はもっと前にあるドラマでも取り上げられていたのです!
それはNHKで2014年秋から2015年春にかけて放送された「マッサン」。
玉山鉄二さんとヒロインには外国人で初めて起用されたシャーロット・ケイト・フォックスさんが主演を務めました。
日本で初めてウィスキー会社の創業を行った亀山政春氏(マッサン)の半生を描いたドラマで、スコットランドでウィスキー醸造技術を学び、現地の女性エリーと結婚した政春氏は日本でウィスキーを造る夢を実現させるために周囲の反対を押し切り彼女を連れて日本に帰国します。
そこから日本でウィスキーを造るまでにものすごい年月と情熱を費やし、夫婦・家族で支え合って日本人の口にあうウィスキーが生まれた感動秘話なのです。
このウィスキーやワインなどのお酒を作る上で取れる「酒石酸」という化学物質が実は戦時中潜水艦の探知を行う「ソナー」として使われていたというのです!
(ソナーとは、水中に伝播する音波を用いて、水中や水底にある物体に関する情報を得る装置のことです。)
「酒石酸」ブラタモリでも話題にあがる!
4月13日に放送されたブラタモリでも、「酒石酸」が話題になりました!
今回の特集は山梨県の甲州盆地で、勝沼で造られているワインの工房を訪れた際にワインには「酒石酸」という化学物質が含まれており、潜水艦のソナーにも使われていたというエピソードが紹介されました。
この酒石酸という物質がないと、ワインは酸っぱくなって美味しくなくなるのだと語っており、ワインの構成成分としても重要な役割を果たしているようです。
戦時中は酒石酸を作るためにワインを作っていたなんてこともあったようで、時代によって酒石酸の活用は変わってきたことがわかりますね!