あなたは漫画サイト「漫画村」の存在を知っていますか？
2016年に「登録不要で完全無料」の漫画サイトとして開設され、2018年4月まで運営されていました。
簡単に漫画が読めることから人気サイトとなったわけですが、漫画以外にも小説や写真集などの海賊版を掲載しており、出版社に無断で掲載していることから著作権の問題などで違法海賊版サイトという位置づけに。
今回違法海賊版サイトの管理人・星野ロミ容疑者がフィリピンにあるニノイ・アキノ国際空港で身柄を拘束されたとの報道がありました。
星野ロミ容疑者とはどんな人物なのでしょうか？
星野ロミとは？
「星野ロミ」という名前は一見するとハンドルネームかと思われますが、今回の報道を見るとどうやら本名のようです。
よくあるキラキラネームということでしょうか？
本名や生年月日などの情報は一切公開されていませんが、年齢は28歳で性別は男性。
筆者は勝手に女性のイメージを持っていたので、写真を発見したときは衝撃が走りました。(笑)
名前とイメージは決して一致しないもののようです。
星野ロミ逮捕の容疑は何になるの？
名前のイメージとギャップがある星野ロミ容疑者ですが、今回逮捕された容疑は何になるのか気になりますよね？
今後星野容疑者は「著作権法違反」の容疑で逮捕、日本に送検後日本での民事・刑事訴訟が行われる予定です。
今回捜査幹部は報道陣に対して、「日本側から(星野)容疑者がフィリピンに潜伏している可能性があるとの情報があった。この人物の存在は、国の安全やセキュリティの面で問題となる」と語っており、政府の知的財産戦略本部が進めてきた特定海外版サイトへのブロッキング法制化で3サイト名指しした一つが星野ロミ容疑者が運営している「漫画村」だったそう。
星野容疑者は個人情報を特定されないようにアクセスの匿名化や海外からのアクセスを経由したりしていました。
ですが、漫画村のサーバ同期作業を行うために必要となる管理者のメールアドレスの痕跡からメールアドレスのドメイン会社に登記情報を問い合わせし、星野ロミの個人情報を得られました。
今回逮捕となったきっかけはある漫画家が原告となって米国で民事訴訟が提起されたため、身元特定や逮捕に至ったようです。
無料で簡単に見れるのはありがたいけれど、作者としてはたまらないですよね。