美しい街並みの続くパリを散歩しているといろんな教会を目にすることが多いのではないでしょうか?
せっかく生で見れる機会なので、ぜひゴシックの宝石とも呼ばれている「スタンドガラス」を見ておくとよいですよ!
特にノートルダム大聖堂のバラ窓は大きな万華鏡のように均等にとれた模様が美しくて惚れ惚れしてしまいます。
そんなおすすめのノートルダム大聖堂ですが、現地時間の15日夕方頃大規模な火災が発生し、尖塔が崩壊してしまったというショッキングなニュースが入ってきました…。
数々の歴史的芸術作品の残るノートルダム大聖堂は大丈夫なのでしょうか?
パリ・ノートルダム大聖堂の見どころバラ窓について
パリの教会といえば「ノートルダム大聖堂」と名前をあげる人が多いほど人気の教会。
古くから歴史のある建物として名の知れている大聖堂なのですが、中でもずらーっとならぶ美しいスタンドガラスはぜひ見ていただきたい一品です!
直径13mもある花をモチーフとして作られたスタンドガラスは「バラの窓」と呼ばれており、多くのファンに愛されています。
等間隔に散りばめられた模様はまるで大きな万華鏡を見ているような気持ちになりますね。
天井に施されたスタンドガラスを通って教会内に導かれた光はスタンドガラスをまるで宝石のように光輝かせてくれ、静かな教会で心清らかに過ごすことができます。
ノートルダム大聖堂の内部にはどれも違うスタンドガラスが並んでおり、キリストの一生が描かれているといいます。
ノートルダム大聖堂のバラ窓は大丈夫なのか?大規模火災の影響とは?
そんな美しいスタンドガラスと心清らかになれる空間を提供してくれるノートルダム大聖堂に大きな災いが訪れました。
大規模な火災は現地時間の午後6時50分ごろ(日本時間だと午前1時50分ごろ)発生し、炎の威力により屋根を支えていた木製の構造物が破壊されていることが報じられています。
鎮火にあたっている消防局の調べでは、今回の火災は大聖堂の修復作業と関連している可能性があると述べています。
ノートルダム大聖堂の尖塔は内側に崩れ落ちたとされ、教会全体としては甚大な損傷を受けたとされています。
救助隊たちは「救い出せるすべての芸術作品を救う」ために活動してくれています。
ユネスコの世界遺産にも登録されているノートルダム大聖堂、今後の修復作業・バラの窓の行方が気になります。