大阪府吹田市の交番で警察官が襲われ意識不明の重体、警察官が所持していた拳銃が強奪され逃走していた事件で、17日午前8時前に逃走していた飯森裕次郎容疑者(33)が強盗殺人未遂の疑いで逮捕されました。
府警は交番付近で何度も行き来する人物の防犯カメラ映像を公開したところ、飯森容疑者の父親から「うちの息子ではないか」との情報が寄せられたといいます。
そんな飯森容疑者の父親は関西テレビの常務取締役・飯森睦尚さんではないかとネットで話題になっています。
今回の記事では、現在までにわかっている情報と父親・飯森睦尚さんとの事件の関係性などについてまとめます。
飯森裕次郎容疑者逮捕までの経緯
事件発生から約25時間後、大阪府警が行方を追っていた犯人を大阪府箕面市の山中で発見しました。
府警は周辺の防犯カメラの映像などから飯森容疑者が山中に潜伏している可能性が高いと判断し、日の出を待ってから約40人の捜査員を導入し山に入ったようです。
捜査員に名前を尋ねられた飯森容疑者は、「飯森裕次郎」とフルネームで答えたといいます。
発見時リュックサックを枕にしてベンチに横たわっており、目を開けた状態でした。
手を動かすそぶりが見られたため、捜査員らは一斉に飛びかかり制圧、拳銃はポリ袋に入れられてベンチの下に置かれていました。
実弾5発が入った拳銃を警察官から奪ったのですが、逮捕時実弾は4発しか入っていなかったとのこと。
16日午前6時頃に住民から「破裂音がした」という報告があったといい、これが拳銃の発砲音だった可能性があるとみて調べを進めています。
捜査本部によると「私のやったことではありません。」などと容疑を否認、精神障碍者保健福祉手帳を持っており「病気がひどくなったせい、周りの人がひどくなったせいだ」と話しているといいます。
犯行の動機は父親の偉大さか?
今回逮捕された飯森容疑者の父親は「飯森睦尚さん」であるとメディアに話題になっており、関西テレビの常務取締役とも噂されています。
現在のところ、それが事実かどうかはわかっていません。
もし事実だとすると、元官僚が息子に手を下した事件や登戸のスクールバスの事件などのように今回の飯森容疑者の異様な行動に「生い立ち」などが関連しているのではないかと注目が集まります。
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