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中村晃(ソフトバンクホークス) 自律神経失調症を乗り越え、1軍復帰間近!

自律神経失調症からの復帰を目指すソフトバンクホークスの中村晃選手が早ければ5月31日にヤフオクドームにて行われる東北楽天ゴールデンイーグルス戦で1軍復帰を果たすことが報道されました。

中村選手は3月のオープン戦にて右脇腹を痛めて離脱。
その後、3月23日に自律神経失調症と診断され、長期離脱を余儀なくされていました。




 

 

中村選手は守備では外野、一塁をこなすユーティリティープレイヤー。守備力に卓越した選手に贈られるゴールデングラブ賞の候補選手に選ばれるなど守備力に定評があります。

 

<中村晃 試合の流れを変える好守備まとめ>

 

また、打撃ではどの打順も打てる主力として活躍。春季キャンプでは打力アップを掲げて調整を行ってきました。
そんな中村選手について王会長は「打撃職人」、秋山前監督は「技術屋」と答えるほどの実力を持ち合わせています。

 

<中村晃 キラースマイル&三遊間を打ち抜いた まとめ>

 

工藤監督は「チームに帰ってこられるように全力でサポートしたい。少しでもリラックスして、よくなってほしい。僕もチームメートもそう思っているし、待ち続けます」とコメント。

攻守にわたってチームを支えてきた存在が交流戦を前に1軍復帰を果たしそうです!

 

中村選手の1軍復帰の報道にファンの方も喜んでいますね!




中村晃 2軍戦で絶好調

オープン戦の期間に自律神経失調症と診断された中村選手。

リハビリ組からスタートして筑後のファーム施設で「自分のやれることをやっていきたい」とランニング、キャッチボール、ティー打撃、守備練習、3軍戦での実践復帰、2軍戦の出場、2軍戦の連続出場など一つずつステップを踏み、1軍復帰が検討される段階に入りました。

 

中村選手は5月29日までに2軍戦で計12試合に出場。
この日は「3番/ファースト」でスタメン出場し、2打数1安打と結果を残して2軍戦での打率を3割5分3厘にまで引き上げています。

1軍復帰後の守備位置については「守る可能性があるところを」と定位置のレフトやファーストに限定することなく2軍戦で守ったライトのポジションを視野に入れた発言をしました。

 

中村選手自身も工藤監督を含む首脳陣の方も中村選手の1軍復帰には慎重になっていると思います。もし中村選手が1軍復帰となれば柳田選手や上林選手など多くの故障者を抱えているチーム状況なだけに攻守の要となる中村選手の存在は心強いですね!

 

 




まな弟子の釜元も中村晃の1軍復帰に喜びの声

5月29日の試合で12戦連続スタメン出場を果たした釜元選手。

中村選手が付けていた背番号60の後継者で4年連続自主トレを共にしている中村選手が1軍復帰の段階に入ったことについてコメントしました。

 

釜元選手は自分からの連絡は控えているのだそう。
それでも「連絡があれば嬉しいのですぐに返信します。中村選手は僕が1軍で打つことを一番喜んでくれる。なので必死に頑張ります。」と前を見据えていました。




中村晃 Profile

〇生年月日:1989年11月5日

〇出身地:埼玉県朝霞市

〇プロ入り:2007年ドラフト3位入団

〇プロ入り前:
高校時代には名門 帝京高等学校の野球部で1年生の夏からベンチ入り。
1年秋からは4番打者として活躍し、2年夏から3季連続で甲子園出場を果たす。
高校通算で60本塁打を記録。

〇プロ入り後:
2013年から1軍に定着し、3年連続3割の打率を記録。
2014年には176安打で最多安打のタイトルを獲得。
適応力や出塁力が突出していることからチームの状況に応じて複数の打順を任せられることがあり、2016年には「1番、2番、3番、5番、6番、7番」と6つの打順を経験し、フルイニング出場で打率2割8分7厘、出塁率は脅威の4割1分6厘を記録しました。